UAEの人気アニメがついに上陸

ストーリー

STORY

近代化と都市開発が急激に進むドバイの街の片隅に暮らす、4人のおばあちゃんたち。 古くからドバイに伝わる伝統と習慣を重んじる彼女たちは、街の中で静かな生活をしようとしているが、日々その姿を変えていくドバイでは毎日新しい問題が山積み。 ウム・サイード、ウム・ハマス、ウム・サルーム、ウム・アラウィは、いつも4人で集まり、コーヒーを飲みながら、今日も彼女たちなりに知恵をしぼって目の前の問題に取り組むのであった……。

第26話(2019年9月24日放送)

「我が家よ、永遠に」

ある日、ウム・アラウィが衝撃的な新聞記事を見つける。「この一帯を全部立ち退かせて、代わりに70階建ての高層マンションができるって書いてあるわ!」。その立ち退きにはジャミール婆さんが一枚噛んでいて、「変なおばちゃん4人が問題を起こしそうですよ。」とデベロッパーの社長に進言。翌日、社長がウム・サイードの家に来訪し、「3億円と最上階の部屋で、家を売ってくれ」と持ちかけるが、ウム・サイードは激怒して…。

第25話(2019年9月17日放送)

「砂漠」

今日はマーガレットも加わって、ウム・サイードの家でおしゃべりをしている。「ああ、イギリスの郊外が懐かしいわ。」とマーガレット。「この国で言えば、砂漠のことよ」「雨が降ったあとが一番綺麗よ」とウム・アラウィとウム・サイードが解説すると、「一度連れて行ってほしいわ」とマーガレットが4人を誘う。しかも、交通手段はマーガレットの自前の気球で!ところが、途中、重量オーバーのせいで気球が急降下して…。

第24話(2019年9月10日放送)

「かなわぬ恋」

外でお茶を飲みながら大笑いしていると、「なんと恥さらしな。それでも女か?」と、前時代的な説教をするオッサンが現れた。「伝説の漁師、サーレム・ビン・ナギドよ、あの人。」とウム・サイードが言う。若かりし頃、「青い服を着た女性」に恋をしたサーレム船長は、結納金のために深い海に大玉の真珠を採りに行き、海底で気を失って以来、昏睡状態だったというが…。

「美術の天才」

テレビを見ていると、「絵画鑑賞の時間」という番組が流れ始めるが、他の3人の絵画に対する知識の無さにウム・アラウィが憤慨。絵画の基本の講義をするが、一向に進歩がない。そこへ、「万博のテーマになる絵を探してるんだ」と言うアブードと、マーガレットから絵のプレゼントが届いた。それを見たウム・サルームが、突然ヘンテコな絵を描いて…。

第23話(2019年9月3日放送)

「バザー」

ウム・サイードが、近所のバザーで売るアラビアの伝統的な「お香」の玉を一生懸命作っている。そこへ来たウム・アラウィに「そういう煙の出るものは、発がん性があるから登録料が高いわよ」と言われ、喧嘩に発展。「で、ウム・ハマスは何を売るの?」「あたしは果物のジャムよ。近所の果物を買い占めちゃったわよ。」ということで、バザー当日を迎えるが、誰の売り上げもさっぱり。ウム・ハマスが在庫の山を前にうなだれていると、そこへ謎の一味が現れて…。

第22話(2019年8月27日放送)

「学芸会」

アブードがやってきて「学芸会のコーチをウム・ハマスに頼みたいんだ。」とお願いするが、「もう姪っ子のクラスと約束しちゃったわよ。」と断られてしまう。「これじゃ優勝できないじゃん」と落ち込むアブードの元にその夜来たのは、ウム・ハマスの母親だった。どうやらアブードの学芸会のコーチになってくれるらしい…。

「正夢」

ウム・サルームは豪快にお昼寝中。起こしてみると、「ウム・アラウィが幸せになる夢を見たわ。」と言い出した。その瞬間、電話が鳴って土地取引が希望の金額で成立。続いて「ウム・サイードも夢に出てきたわよ。」と、お金の前兆といわれる蜂の夢を見たと言う。その瞬間、金一封が届いた。どうしても自分の夢も見てもらいたいウム・ハマスは…。

第21話(2019年8月20日放送)

「ラクダを買うぞ」

ウム・アラウィがテレビで「クローン技術の最先端」というドキュメンタリーを見ていると、ウム・サイードが「こんなのつまんない、チャンネル変えて」と言い出す。適当にチャンネルを変えると、ラクダレースの番組に出くわした。そこへ、ウム・ハマスが入ってきて「今日、料理届けた人はさ、21億円で競争用のラクダを買ったのよ。たかがラクダよ?あの商売、絶対に儲かるわよ。」と、ラクダで大儲けしようと悪知恵を働かせるが…!?

第20話(2019年8月13日放送)

「ウム・サイード倒れる」

近所でも有名な「おせっかい焼き」のオーシャがやってきた。「あなた、最近、冠婚葬祭とかまったく顔を出さないじゃない。それで社会への義務を果たしているつもりなの?」。そのお説教にすっかり感化されたウム・サイードは、挨拶などに直接出向くが、行く先々で相手の状況を間違えてしまう。オーシャになじられたウム・サイードは…。

「ウム・サイード行方不明」

今日はウム・サイードの家に、ウム・ハマスとウム・サルームしかいない。そこへ、孫のアブードが突然やってきて、涙声で「ねえ、おばあちゃんはどこ?いつ帰ってくるの?」と問い詰める。「今晩帰ってくる」と、出まかせでしのぐ2人だが…。

第19話(2019年8月6日放送)

「革命」

今月はまだ12日だというのに、ウム・サイードの家の食糧はとぼしくなってきた。年金も底をつきそうだ。「あなた、年金落としたの?」「そんなわけないでしょ?アッガーが取り立てに来るのよ。」という話から、いかにアッガーが横暴な商売を40年にもわたってやってきたのかに、4人は憤慨。「ツケで買うと、値段が2倍になるのよ!」という話をきっかけに、壮大な計画を練ってアッガーに立ち向かう。作戦の結末はいかに…!

第18話(2019年7月30日放送)

「レストランに行こう」

今日はウム・アラウィの家で、ウム・ハマスが料理を持ってくるのを待っていた。しかし、ウム・ハマスは、料理を焦がしてしまったらしい。そこで、ウム・アラウィが、「いいわ、今日はあたしが夕食に招待するわ!」と言い、4人は高級フレンチレストランへ行くが…。

「婚活商売」

ウム・ハマスが「免許がとれたのよ!」と上機嫌で入ってきた。「仲人よ。婚活商売を始めるのよ!」と、またまた新商売に手を染めたものの、「登録が女性ばっかり。男が一人もいないの。」と不満を漏らしている。そこへ、「嫁探しをお願いします」という男性が現れた…!

第17話(2019年7月23日放送)

「記憶が戻った!」

隕石が地球に向かってきている。ウム・サルームのトンチンカンな会話で盛り上がり、それぞれが家に帰る途中、ウム・サルームに隕石が…直撃!目覚めたウム・サルームはすっかり頭脳明晰で、過去の記憶が全部戻った状態に…!

「観光で大儲け?」

今日はウム・ハマスは不在。何でも「新商売のための打ち合わせ」らしい。そのビジネス・ランチの席では、エジプト人の観光業者が「共同経営者として、入って欲しいんですわ。儲けは保証しまっせ?ごっつい商売でんねん。」と、ウム・ハマスを口説いている。ウム・ハマス観光の行く末は…!?

第16話(2019年7月16日放送)

「シャンマ登場」

4人は部屋でパスポート申請用の写真を撮っている。「40年も素顔を人に見せたことないのに」と言っているところへ、パーティのお誘いが。かつて貧しかったご近所のシャンマが、大富豪と結婚して今は町の有力者になっている。当然4人も出席して、その金持ちぶりに目を見張るが…。

「刑務所に住みたい!」

ウム・ハマスは、近所の悪徳霊媒師カシューナに料理を頼まれる。実は、カシューナはウム・ハマスと瓜二つの顔。ウム・ハマスが料理を届けに行った先で、警察が踏み込んできた。「どっちがカシューナだ!」ウム・ハマスは詐欺の濡れ衣を着せられて刑務所へ…!?

第15話(2019年7月9日放送)

「ご近所崩壊?」

ウム・サイードの家の天井から建材のかけらが落ちてきた。「だから引っ越しなさいって言ってるのよ」とウム・アラウィ。ウム・サイードは、「嫌よ!絶対に引っ越さないわ!」と主張するが、「でも、顔見知りがどんどんいなくなっていく。そして、どんどん知らない人が近所に増えていく。」とぼやく…。

「マーガレット」

「ねえ、ご近所に挨拶にいかない?」というウム・アラウィの提案に、「嫌よ、膝が痛いから」とウム・サイードが返す。そこへ、英国人のおばあちゃんが、自転車に乗って颯爽と通り過ぎる。翌日、ウム・サイードの玄関にイチゴのケーキと「お友達になりたいわ」の手紙が。4人は、マーガレットの家を探しに出かける事に…。

第14話(2019年7月2日放送)

「家族の絆」

今日はウム・アラウィがいない。「彼女、娘と孫が泊まりに来てるんですって。」さらに、ウム・サルームの息子夫婦がやってきて、「お母さんを家族旅行に連れていきたい。」という。「結局、友達は家族以下なのかしら」と愚痴をこぼすウム・サイードも息子のところへ泊まりに行くが、家にはいたずらっ子のアブードしかいなかった…。

「学校へ行こう」

ウム・サイードは、息子夫婦に新たな子供が生まれそうで、やきもきしている。そこへ、息子から「アブードの小学校へ行って、先生と面談してくれ」と電話が。しぶしぶ引き受けたウム・サイードは、いつもの4人で小学校へ行くが…。

第13話(2019年6月25日放送)

「メイドはいらない?」

ウム・サイードがメイドの「履歴書」を検討していると、ウム・ハマスがドアをたたく。「あ、ウム・ハマスに見られちゃわ!」と履歴書を隠すが、ウム・サルームの失敗で、ウム・ハマスに計画がバレてしまった。ひと悶着あった後、フィリピン生まれのメイドを雇い入れることになるが…。

「お金がない!」

ウム・サイードは年金で暮らしている。生活は、年金だけではかなりきついのに、卵や小麦、石鹸やシャンプーの生活必需品が軒並み値上がりする、激しいインフレが社会を襲っている。そんな中、ジャミール婆さんの息子が結婚することになり、ウム・ハマスに仕出し料理を頼んできて…。

第12話(2019年6月18日放送)

「あたしは、シンデレラ?」

ウム・ハマスの母親が老人ホームか脱走した?という電話が入った。ウム・ハマスは「迎えになんかいくもんですか」と、鬼のような発言。ウム・サイードとウム・アラウィはあきれるが、「だって、皆にはいってなかったけど、あたし子供のころ、酷くいじめられたのよ」と、シンデレラのような娘時代の秘密が明かされる…。

「寿司って何?」

「あたしの商売がピンチなのよ~。伝統料理に飽きたっていうのよ、客が。」というウム・ハマスの声を聴いて、ウム・アラウィが得意の検索。結果、「そうよ!お寿司よ!」というこで、4人は翌朝、魚市場へ仕入れに行くが…。

第11話(2019年6月11日放送)

「99歳、再婚?」

99歳というウム・ハマスの母が、「あたしゃ求婚されてるんだよ。相手は若い男さ」と告白。そこへ、ウム・ハマスに母親との結婚の許しを得るために、新郎候補が登場。果たして新郎候補は、結婚を許してもらえるのか…!?

「じゃじゃ馬ならし」

今日はジャミール婆さんが訪ねてきている。「あのね、巡礼の旅に出るの。でね、あたしの娘を何日かここに預かってもらいたいの。」やって来た娘のジャミーラは、とんでもないじゃじゃ馬の現代っ子だった。「いやよ、子供の世話はこりごり!」とウム・サイードは断るが…。

第10話(2019年6月4日放送)

「余命10日?」

今日もお騒がせのウム・ハマス。お腹をこわして、どんな薬を服用しても効かないという。そこで、ウム・アラウィの紹介で大きな病院の医師に診てもらったところ、「余命10日」の宣告を受けてしまう。実はその医者はヤブ医者で、でたらめな診断だったということが後から分かったのだが…。

「夢の海外旅行」

ウム・アラウィが、商店街の福引でロンドン往復2名様のチケットを当ててやって来た。当然のように、お金持ちのウム・アラウィが他の2名分も出させられて、4人で夢の海外旅行に行くことに。ロンドンを舞台にドタバタ珍道中が繰り広げられる…。

第9話(2019年5月28日放送)

「おとぎ話の中へ」

勉強大好きのウム・アラウィ。今日はブックフェアで、アラビアの古いおとぎ話集を買ってきた。皆にそのお話を読み聞かせると…あら不思議。ウム・サイード、ウム・ハマス、ウム・サルームが、次々とお話の中に入り込んで…。

「私はキャスター」

今日の話題は小さい頃の夢。ウム・アラウィが、「実はね、若いころは、テレビのキャスターになりたかったの。あたし、キャスターになる資質はあると思うのよ。」と自信をのぞかせる。「じゃあ、今からでも挑戦してみたら?」「あたし、テレビ局にコネがあるから」とウム・ハマスが言い出して…。

第8話(2019年5月21日放送)

「転職は無理」

アメリカ留学中のウム・ハマスの息子から、「卒業できたから、帰国する」と連絡が入った。喜ぶはずが、なにか浮かない顔をしている。「どうしてもっと喜べないの?」「息子と仕事がかぶるっていうなら、あなたの方が新しい仕事を始めてみるっていうのはどうかしら?」そう提案するウム・アラウィに、「さすがあんた、大学出だわ」と乗り気になったウム・ハマス。もっと儲かる、かっこいいキャリアに転身しようと、いろんな仕事に手をだすが…。

「大変身」

実はここ20年、自分の顔を鏡で見ていないウム・ハマス。ひょんなことから鏡を覗いて、死ぬほどショックを受ける。ウム・アラウィから「アンチエイジングは、それなりに時間がかかるのよ」と言われ、ウム・サイードからも「人間は歳をとるの。あきらめなさい」とたしなめられても、そこはウム・ハマス。「いやよ!今すぐに、若さと美貌を取り戻すの!」と言い放ち…。

第7話(2019年5月14日放送)

「いたずらっ子、登場」

知り合いが孫に手を焼いているという話題で盛り上がったおばあちゃん4人組。ウム・サイードが「ここに孫がいなくて助かってるわ」と言葉を発したとたん、玄関先には孫のアブードが。ところが、このアブード君、大変な悪ガキで4人のおばあちゃんたちをほとほと困らせる…。

「昔はよかった?」

口癖のように「昔はよかった」というウム・サイード。そこで、ウム・アラウィが見つけてきた「古き良き生活を取り戻す」という謳い文句の合宿に皆で参加することに。でもそこは、ゆったりとした時間が流れる伝統的な生活とは真逆の軍隊式の研修所だった…。

第6話(2019年5月7日放送)

「占い、信じる?」

お騒がせのウム・ハマス、今度は「サファイアの指輪が出てこない。あんたに貸したのよ。返してよ!」と3人に詰め寄った。「じゃあ、最近近所に引っ越してきた、霊媒師に占ってもらったら?」ということになり、早速4人は出かけていく。ウム・アラウィは「詐欺よ」と言うが…。

「グローバルビレッジ」

「今日さ、今月一か月分の買い物、済ませちゃったわよ。例のお祭りだったし、町は賑やかだったわよ。」というウム・ハマスの一言で会話が始まった。ドバイの大きなお祭りで、ウム・アラウィの話では「グローバル・ビレッジ」というゾーンに世界各国の出店があるらしい。遊園地のライドに乗って遊んだあとは、4人で買い物。「まずは、あたしの反物よ。」とウム・サイードが生地屋に入っていき…。

第5話(2019年4月30日放送)

「砂漠の女王」

4人の中で一番の頭脳派ウム・アラウィにも苦手な科目があった。それは車の運転。やっとのことで運転免許を取得したアラウィは、さっそく4人で有名な砂漠エンプティクォーターへキャンプに繰り出した。長旅の疲れからぐっすり寝た翌朝、起きてみると「車がない!ウム・ハマスもいない!」
探し回る3人が発見したのは、砂漠の部族の集落。そこへ部族の女王が登場して…。ウム・ハマスの運命は…!?

第4話(2019年4月23日放送)

「魔女の恋」

中東のお化け話によく登場する魔女(死神)のウム・アル・デゥアイス。
人間からは恐れられている彼女も、「実は結婚したい人がいる」らしい。恋心を抱いているお相手は、同じ魔界に住む海の魔人「ブ・ダルヤ」。その魔女が、ウム・ハマスのところに現れ、「私があの人と結婚できたら、お礼はたっぷり弾むから」と持ち掛ける。お金が大好きなハマスはこの話に乗るのだが…。

「不吉な女」

4人の中で一番うっかりもの、認知症気味のウム・サルーム。今度は病気!?…じゃない。なにか悪霊に取りつかれたかも?「そんなバカな」と否定していたウム・サイードも、自分がいるところで連続しておきる不吉な出来事に、「本当に魔女が自分にとりついたのかも」と半信半疑。「完全に取りつかれてるわね、ウム・サイードは。縁をきるしかないわね」とウム・ハマス。でもやっぱり友達だから、なんとかしようと考える4人は…。

第3話(2019年4月16日放送)

「帰ってきたダンナ」

4人の未亡人の中で、ウム・ハマスはなんと3回結婚歴がある。ある夜、自宅で寝ていると、亡くなった最初の旦那が幽霊として現れた。「あのよ~、現世でのよ~、借金が発覚したせいで、あの世で幸せに暮らせない。お前がその借金を返してくれないと、一生、呪ってやるからな~」とお告げを残し、その後、毎晩枕元にでるようになった。でも、「借金の相手は誰よ?」「それはお前がなんとかして探せ!」
4人は、二度とハマスの亡くなったダンナが幽霊で戻らないように、借金の相手を突き止めた。そこでウム・ハマスが驚愕の行動をとる…。

第2話(2019年4月9日放送)

「雑貨屋戦争」

4人が暮らす家の近所には、雑貨屋はたった1軒。いじわるでがめつい、アッガーの店。ところが、「最近できたラフィークの店、あんた知らないの?」「アッガーの店のすぐ隣なのよ。」。商売を取られたアッガーは、ラフィークにいろんないやがらせを始めるが…。

「嘘はだめよ」

ある日、ウム・サイードの家のドアの下から郵便物が滑りこみます。「何々? ここに鉄道を建設するので、市場価格の3倍の立退料を払います。」地図を見ると、ウム・ハマスの家だけ外れて通らない!?ケチケチばばあのジャミール婆さんが該当すると知り、立退料が欲しいハマスたちは荒業を思いつき…。

第1話(2019年4月2日放送)

「ラマダン」

イスラム文化圏でとても大切にされている「ラマダン」は約1カ月続く「断食」の行です。 朝、お日様が昇ってから、夕方お日様が沈むまで、コーヒーさえ口にできません。 最初のエピソードは、ラマダンが始まってからまだ数日という設定から始まります。 4人の未亡人、ウム・サイード、ウム・アラウィ、ウム・サルーム、ウム・ハマスはいつものサイードの家に集まって、おしゃべりをして、その日の断食の終わりを告げる空砲の合図を待っています。 空腹を紛らわせようと、テレビをつけてみますが、宗教的に大切な時期なので、娯楽番組は放送していない。 「ああ~、本当に拷問よね。」「何か面白いのないの?」その中チャンネルが止まったのは…。

「ああ、我が人生」

ウム・ハマスは、4人組の中でも、お金大好き、儲け話大好きで、自分で宴会料理のビジネスをやっている元気なおばあちゃん。 「でもちょっと、働きすぎだから、美容に気を使って、睡眠を大事にしようと思うの」と一念発起。 しかしその夜、ドアをたたく音が。出てみると、「げ!」。 そこには、近所には「死んだ」ことにして、老人ホームに預けた母親の姿が。 この母親、本当にヤバい! 帰って来てしまった招かれざる母親に、なんとか出て行ってもらおうと4人は策をめぐらせる…。